出版直後くらいに読んだけど、まあ狂喜乱舞しましたね。
王道も王道。フェアもフェア。
最新なのに古典名作の匂いしかない。古典にしてスタイリッシュ。
最新にしてクラシック。
なんだこれー!すごい本なんじゃないか。
作中作という構造。名探偵登場(ワクワク)。
喜んで下巻を開いたら「え?どゆこと?ちょっとー!大事なとこだよ!」
と軽いパニックと怒りを覚えながらも読んで行くと。
もうあとは、ホロヴィッツの掌の中で転がされておりました(喜)。
この本だけでホロヴィッツ推し(言い方)決定です。
早く次を出してー!もっと読ませてー!
そして出版されるたび、新作を大事に貪り読んでおります。
ホロヴィッツの出現は、ミステリオタク(言い方)を幸せにした。
デコうちわ持って次回作お待ちします(嘘)。
同担大歓迎!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
(すっかりオタク気質がバレた・・・(;´Д`))
【STORY】
1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀がしめやかにおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは……。その死は小さな村の人々へ徐々に波紋を広げていく。消えた毒薬、謎の訪問者、そして第二の死。病を抱えた名探偵アティカス・ピュントの推理は――。現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ作品!