「十角館の殺人(綾辻行人)」☆歴史に残るあの一行の衝撃

 

ミステリを語るなら、この本から始めるのが道理ってものですよね!

 

何を隠そう(隠したら意味ない)『新本格ミステリはここから始まった!』で有名なアレですよ。ちなみに「本格ミステリ」って言葉が大好き。猫にマタタビくらい好き。

あと好きな言葉は「探偵小説」「推理小説」「孤島の連続殺人」「密室殺人」「衝撃の結末!」ね。ヨダレが出そうです。すぐ食いつきます。

ミステリ好きの中でもただのミーハーな部類(汗)

あと「クローズドサークル」「ミッシングリンク」「フーダニット」「ハウダニット」「ホワイダニット」「メタ」「叙述ミステリ」「叙述」「館」・・・etc.

 

約半世紀(何歳?)、本好き(変態OR中毒ORオタク)・読んで来た本の中でもミステリ(広義)がたぶん95%・・・98%、いや99%か!?w

 

で。ミステリを語るなら、この本から始めるのが道理ってものですよね!

 

(いいから早く始めてください・・・)

 

はい。その本のタイトルは「十角館の殺人!!!

 

 

わあーータイトル書くだけで震えます ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

本当にこの本を初めて読んだ時の衝撃は未だに忘れません(数十年前)。

今もミステリ業界(どこ)の中で語り継がれるあのコピー・・・

 

『あの一行が新本格の扉を開いた!』

 

これ全然大げさじゃないんですよ!

マジであの一行で、衝撃のあまり本落としましたよ私。

(←本を大事に扱う私にあるまじき・・・)

「え!?は!?え!どゆこと!?」

軽くパニック状態でしたよね。

一瞬にして世界がひっくり返る感じ?

本当に幸福な体験でした。ありがとうございますありがとうございます。

綾辻館シリーズ(それ以外も)貪るように読んだなー。

 

たぶんそういう体験を求めて今もミステリを読み続けているんだろうなと思います。

もちろんそれだけではないけど。

今でも定期的に読みたくなります。もう5回、10回以上は読んでいるのかな。

そして数十年前の本なのに、今でもamazonのランキングに定期的に入ってるし。

そういうのが口コミとかで広がる名作なんだろう。古典になるんだろうきっと。

でも、やっぱり一番最初に読んだ時の衝撃度は本当に凄かったのです。

わかって読んでてもやっぱり凄いんだけど!

出来るならば、もう一度初めて読んでみたい!

だから、いつもこの本をまだ読んでない人が羨ましくてたまらない。

いいなあーーーーー!!

もう少し年を重ねて色んなこと忘れ始めた頃、「この本読んでないな?・・・えーー!?衝撃!!」とかいう体験が出来たら、それはそれで楽しいかもしれないと思う今日この頃。で、その感想をブログに書いてたりして。

 

まだ読んでないという幸せな方(←私から見れば)ぜひご一読を( `ー´)ノ

 

【STORY】

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の7人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!